【管理栄養士国家試験対策】問題集はいらない。12月時点で100点前後だった僕が模試で180点取るまでにやったこと

勉強中の学生の写真

今回は、僕が学生時代に模試100点未満から180点以上とるまでにやった管理栄養士国家試験の勉強法についてご紹介します。

来年管理栄養士試験を受ける方で今から準備している方はあまりいないと思いますが、これだけは断言します。試験対策は早いうちから初めておいた方がいいです。

とは言いましたが、僕は学生時代の先輩に「12月くらいから本気出せば楽勝だよー!」と言われ、卒業研究やゼミでの作業に追われているうちに、あっというまに12月になり、その時点で模試の結果が100点前後という状況だったので、残りの2ヶ月間は狂ったように勉強しました。

だからこそ、もっと早い段階でコツコツやっておけば良かったと後悔しました。

今から勉強するのはちょっと早いかな、、と考えている人にとっても、僕がやっていた勉強法は役に立つと思いますので、ぜひ参考にしてください!

目次

集中力を切らさない方法を身につける:25分間勉強法

勉強を始めても、漫画やゲームをやったり、スマホでYouTubeやSNSを見たり、謎に部屋の掃除を始めたり、、なかなか勉強に集中できない。

いざ誘惑を断っても、勉強に集中できない。身が入らない。

そんな時に試して欲しいのが、ポモドーロテクニックです。

ポモドーロテクニックは、作業と休憩を決められた時間交互に繰り返すことによって、時間管理を徹底し長時間集中力を切らすことなく勉強できる方法です。

ポモドーロテクニック:基本のやり方
  1. タイマーを25分にセットして作業開始
  2. 25分後、5分間の休憩を挟む

たったこれだけです。

ただし、休憩の5分間は、スマホを見たり勉強以外のことを始めてはいけません。

休憩の5分間にSNSやゲームなどの娯楽を挟んでしまうと、集中力が途切れたり記憶が定着しにくくなるからです。

次の25分間も集中して勉強するには、何も考えずぼーっとしたり、目を閉じてリラックスするなど、脳を休ませることが重要になります。

また、集中できる時間には個人差があるため、もし25分間集中できない場合は、10分から始めて徐々に分数を伸ばしていくことをおすすめします。25分以上余裕で集中できる方は、30分、40分と試していき、自分に最適な時間を見つけていきましょう。

12月時点で模試100点未満だった男が最後の模試で180点以上取れた勉強法

続いて、僕が12月中旬あたりからやっていた勉強方法について書いていきます。

具体的な勉強方法は以下になります。

国試の勉強方法
  1. 過去問、模試を解く
  2. わからなかったところをその都度分散学習帳に入力する
  3. 分散学習帳で作った問題を毎日解く1に戻り、3までを繰り返す(チャンク化を意識する)

なんのこっちゃ?って感じだと思うので、1つ1つ解説していきます。

1. 国試の過去問、模試をひたすらやる

僕は国家試験の問題集を買わずに、過去問ドットコムというサイトに載っている過去問を3周するまで解きました。

過去問ドットコムはスマホやPCで使うことができるので、通学中やちょっとした隙間時間も勉強に充てることができます。

よく栄養学生の間で「参考書は買ったほうがいいか論争」がありますが、僕はあった方が良いと思います。

僕はレビューブックという参考書を買いました。レビューブックはど定番でわかりやすく、図で解説してある部分も面白いかわいいイラストになっていてとっつきやすかったです。

参考書も、過去問や模試と同様、わからないところを潰していくように繰り返し勉強しました。

過去問集や問題集は1冊も買っていません。あれこれと買うより、一つの参考書を使い倒した方が良いです。

2. 答えだけじゃなく、その問い全てを理解できるようにする

過去問や模試は、1問につき4〜5個の選択肢や問題がセットになっていますよね。

それぞれの選択肢が、問われている内容とどう違うのか、どう変えたら正解になるかを全て理解できるようにしておくことがとても重要です。

3. 分散学習で完璧に覚えるまで繰り返す

僕はこれで国試に受かったと言っても過言ではありません。

分散学習とは、学習した内容を忘れてきたころに復習し、記憶を定着させる勉強法です。

分散学習をすることによって、記憶の定着が段違いに変わってきます。

僕はメンタリストDaigo考案のアプリ分散学習帳を使っていました。

分散学習帳は、暗記カードのように自分が覚えたい内容や問題を問いと答えに分けて作成し、それをAIがランダムに出題してくれるアプリです。

作成した問題は自分の理解度によって「わからなかった」「難しい」「普通」「余裕」に分けることができ、自分の理解度によって最適な出題頻度をAIが決めてくれます。

僕はこのアプリのおかげで、なかなか覚えられない単語や検査値、基準値、公式などを覚えることができました。

ただし、自分で問題を作っていく必要があるのでそれを手間に感じる人もいると思います。文字を打ち込むより、音声入力を使うことで、問題を作ると同時に声に出して覚えることもできるのでおすすめです。

今は大学の課題や卒業研究、ゼミで忙しくて国試まで手が回らない
今から勉強しても、すぐ忘れちゃって覚え直すのが効率悪い
現在働きながらコツコツ勉強しているが、身についている実感がない

上記のように考えている方は、分散学習帳で勉強することよって記憶が長期的に定着し、場所を選ばず復習できるためとてもおすすめです。

分散学習帳の使い方・解説はこの方の記事がわかりやすいです。▶︎ 分散学習帳の使い方と特徴

今は他の分散学習アプリもありますので、使いやすい方を選んでみてください。

PCで使える暗記アプリ「Anki

忘却曲線で暗記アプリ 「reminDO

「チャンク化」で知識を強化する

ここでいうチャンク化とは、勉強している内容とそれに関連するものを頭の中で結びつけることを指します。

例えば、問題を解いている途中に「この食材には確かこういう成分もあったよな」「他にもこういう単語があって、それは〜って意味だったよな」など、1つの問いから覚えたことを連想していくイメージです。

このように連想ゲームのようなイメージでチャンク化していくと、バラバラだった知識が繋がっていく感覚があって楽しいですし、記憶の定着にも有効です。

まとめ

今回は管理栄養士国家試験に向けての勉強法について書いていきました。

勉強法まとめ
  • 過去問、模試をひたすら解く
  • わからなかったところは重点的に何回も解く
  • チャンク化して知識を強化する
  • 分散学習アプリを使う

国家試験対策はとにかく問題を解いて覚えていくことと同時に、単語を結びつけて体系的に理解していくことが重要になるので、意識して勉強に取り組んでみてください!

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この記事を書いた人

24歳管理栄養士。
管理栄養士の知識を活かしたオリジナルレシピや、使って良かったモノ、暮らしのことを発信していきます。
フォトグラファーとしても活動中。

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